今日は、お花見ウォークです。
3月23日に開花宣言が出て、今日あたりは満開!の、はずでしたが、数日前の寒さで足踏み状態。チラホラと咲き始めたところです。
満開になると、思わず「おぉー!」と言いたくなるような川沿いの桜並木を通って、井口の小己斐明神まで行ってみたいと思います。

先ずはサンプラザの隣の日本庭園にむかいます。
昨日から最高気温が20℃を超え、初夏のようなお天気です。
歩き始めると直ぐに汗ばんできて、皆さん上着を脱ぎ軽やかです。
遊歩道の周りの木々は若葉が芽吹いてきていて、淡い緑で目が癒される感じです。

日本庭園で一休み。
いつもはひっそりとしていますが、今日はお子さん連れの方がいらしていて賑やかです。
桜より早く、雪柳が満開になっていました。
私にとっては、新学期のスタートともに咲くイメージの花です。
ここはモミジの木も多いので、来月には目に鮮やかな青紅葉が楽しめると思います。

さらに井口方向に進むと、川沿いに桜並木があります。
満開になって、橋から眺める桜は見事です。
一昨年は折よく風が吹いてきて、桜吹雪も楽しむことができました。
今年は、日当たりの良いところの木が一本だけ三分咲き位になっていて、私たちを歓迎してくれていました。

来週末には満開の桜が楽しめるのではないでしょうか?

小己斐明神のある西部埋立第2公園に到着。
今は池の中の小島のようになっていますが、以前は海の中の雄岩と雌岩でした。
昭和の始め頃、道路工事のため雌岩が崩され、現在のような姿になったそうです。
宮島街道(西国街道)は、海のきわを通っていたわけで、近くでは海に降りるための雁木の名残を見ることができます。
以前この辺りに住んでいらした参加者の方から、江戸時代の西国街道ともっと山側を通っていた古代山陽道の違いなどの興味深いお話を聞くことができました。
実際に歩いて体感したからこそ味わえる、ウォーキングあるあるですね。

今日は桜には恵まれませんでしたが、気温が上がって春らしい一日(黄砂もあり)でした。
来週は桜。そして新緑。ウォーキングにピッタリな季節です。
先ずは外に出て、身の回りの花や木々の緑を楽しみましょう!

担当:矢村 文