昨日の雨のせいか、朝起きた時には霧が立ち込めていました。
天気予報では「今日の最高気温は15℃。桜の咲く頃の気温です。」とのこと。
歩くと汗ばむようなお天気になりそうです。
こういう時は、着るものに困るんですよね。
今日は、12月の体験会のリベンジ。
途中で断念した井口の一里塚まで行ってみたいと思います。
ストレッチもそこそこにスタート。
12月は、少し回り道をしたのて、最短コースと思われる道を進みます。
先ずは第８公園へ。
ここには、昔の草津港の名残の雁木があります。
埋め立てられたのは、昭和40年代初め。
港だった頃のことをご存じの方が２人いらっしゃいました。
宮島街道を越えて、旧西国街道の道を歩きます。
この道は道幅が狭く、地域の生活道路で交通量が多いので、注意が必要です。
途中、うだつのあるお宅があります。
元々は防火壁でしたが、次第に装飾的になり、財力が必要だったため「うだつが上がらない」の語源になったものです。
今ではほとんど見かけませんが、旧街道の風情の一つですね。
正順寺にお邪魔しました。
12月に訪れた時、境内にバナナの木があり、花が咲いていました。
その後、どうなったかなぁと楽しみにしていましたが、根元からバッサリと切られていました。
調べてみると、バナナは一度実を付けると枯れてしまい、親株の根元から新芽を出して成長していくそうです。
バッサリと切ることは、大切なお手入れなんですね。
お目当ての井口の一里塚に到着。
江戸時代初期、広島藩では広島より東に26ヶ所、西に８ヶ所造られました。
ここは、西へ２番目の一里塚です。
井口地区の造成のため、厳密な位置は解らないそうですが、この辺りにあったとされています。
小己斐明神のある第２公園で休憩。
現在、池の中にある大岩は、昔は海に浮かぶ岩礁でした。
今では想像もつきませんが、私たちの立っているところは海の中だったわけですね。
旧街道が、井口の高台を通っているのも納得できました。
今日は少し長い距離でしたので、少しピッチを早めたつもりでしたが、かなり予定時間をオーバーしてしまいました。
来月は、早咲きの桜を楽しめるかもしれません。
時間内で楽しめるようなコースを考えたいと思います。
ご参加、お待ちしております。
担当：矢村 文
